ワキガの原因と自己診断 ワキガ対策で気にすべきこと

ワキガの原因は遺伝?ワキガ対策に関するよくある2つの勘違いと自己診断の方法

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ワキガの原因をネットで調べると遺伝が原因と言われたり、生活習慣の乱れであるとか、食生活が原因だ、ストレスやホルモンバランスの異常が原因だという言葉を良く目にします。

ですが、それらの記事に以前から違和感を感じていました。

確かにワキガの原因は遺伝や生活習慣の乱れにあるのですが、そういった記事を読んでいる人は『自分が本当にワキガなのか?』『臭いの原因は本当にワキガにあるのか?』を調べているのではないかと思ったのです。

私自身友人から『臭い』『ワキガじゃないか?』と以前指摘されたのですが、人から『臭い』と言われても自分がワキガであるとは中々認められませんよね。

でも、周囲の人間から臭いと言われれば何かしらの対策を取るのがエチケットですからとりあえず臭いの原因から調べ始めたのがきっかけで上記の違和感に辿り着きました。

調べてみるとワキガという言葉は大きく分けて2種類の意味で使われていて、その2つの意味を混同して使っている人が実は多かったんです。

どうしてワキガの2つの意味が混同して使われるようになったのか?

ワキガには2つも意味があるのにどうして混同して使われるようになったのでしょうか?

そもそも人は自分の体臭には鈍感です。

家族や友人など周囲の人に指摘されて初めて自分がワキガだと気づくケースは珍しくありません。

それに元々日本人のワキガの割合は1割以下なので、ワキガの人に出会う確率は外国人と比べて低いのです。

しかも、臭いというのはデリケートな問題ですから自分の体臭が気になる人はなんらかの対策をしているので普通に生活していては気づきません。

私自身30年以上生きて来てこの人ワキガだと断言できるほど臭いが強烈だった人に2人しか会ったことがないので、ワキガの人に遭遇する確率はかなり低いといえます。

つまり多くの人はワキガの人に会ったことがないので『正確なワキガの臭いがわかりません』ですので何となく『汗臭いかな?』という状態でも自分はワキガだと思ってしまうんです。

このため専門的な意味でのワキガと一般的な意味でのワキガの2種類を一緒に考えてしまうようになってしまったのです。

2種類のワキガの意味の違いを理解していないと文章を読んだ時に望んだ答えにいつまで経ってもたどり着けません。

まず2つのワキガの意味を知るところから始めましょう。

ワキガという言葉の2つの意味

ワキガという言葉は大別すると2つの意味で使われていいます。

1つは医学的な意味でのワキガです。

医学的な意味でのワキガの原因は遺伝によるものなので治すには病院(ワキガ治療をしている皮膚科)で臭いの原因であるアポクリン汗腺を手術で取るしかありません。

医師や研究者など専門的な知識を持っている人は医学的な意味でワキガという言葉を使います。

ですので専門的なワキガの記事を読むと『手術しないと治せない』という前提で話が書かれています。

2つ目は一般的な意味でのワキガです。

一般的な意味でのワキガの原因は遺伝だけでなく生活習慣の乱れやワキガ菌によるものなど多岐に渡ります。

医学的な意味でのワキガでなければ原因を1つ1つ潰していくことで病院で手術をしなくてもワキガを治したり、臭いを改善できるので、まずは自分のワキガの度合を調べることが大切です。

ワキガ診断で自分のワキガ度合いをセルフチェック!

ワキガの臭いを何とかしたいなら自分のワキガの度合いを知ることが問題解決への近道です。

診断方法は大きく分けて2つあり、1つ目は病院で医師に診察してもらう方法。

2つ目はセルフチェックをする方法。

自分のワキガの度合いを調べるには病院で精密検査を受ければ確実だと思っている人もいるかもしれません。

ですが、実は病院でのワキガ診断と自宅でやるセルフチェックはほとんど同じなんです。

病院でやるワキガの診断方法は患者から貰った汗のサンプルを脱脂綿につけて医師や看護師が臭いを嗅いで判断するというもの。

日常的にワキガの人の臭いを嗅いでいる医師や看護師などの専門家であればある程度、患者が重度のワキガなのか軽度のワキガなのか分かります。

ですが、その診断基準も結局は経験則によるものですから自分で判断するよりはマシといった程度。

医師自身が『ワキガの基準はない』『本人が臭いと思うかどうか』と言っているのです。

何をもって腋臭症とするのか国際的に定められた診断基準は存在しません。

そのため、治療をするかどうかを決めるための診察では「本人がニオイを気にしているか」が最も重要な要素となります。

たとえば、AさんとBさんが腋下から同程度のニオイを発していたとしても、Aさんは「ニオイが非常に気になり治療をしたい」、Bさんは「特に気にならない」と感じていれば、私たち医師はBさんを腋臭症の治療対象とすることはないのです。

ですのでセルフチェックでワキガを診断するというのが経済的にも時間的にも負担が少ない方法ということになります。

それでは次の項目からワキガかどうか確認してみてください。

ワキガ診断~セルフチェックで自分がワキガかどうか確かめよう!~

ワキガ診断をする前に1つの基準として知っておいてもらいたい1つの事実があります。

化粧品メーカーのマンダムによる日本人男性のワキ臭に関する意識調査によると日本人男性の中で臭いがしなかった人は一人もいませんでした。

(実験は無香料石けんで脇を洗浄後、無臭のシャツを来て24時間後の脇の臭いを嗅ぐという内容)

その臭いがワキガかどうかはともかくとして、人は脇から常に何らかの臭いを感じているという点に注意して確認してください。

ワキガ診断①家族や親族にワキガの人がいる

血縁関係がある家族や親族の中にワキガの人がいれば自分もワキガである可能性は高くなります。

ですが、常に一緒にいる家族ならともかく、たまに会うことしかない親族の方までワキガであるかどうか確認するのは難しいと思います。

両親が親族のワキガ事情を把握していれば分かりますが、していなければ分からないことも多いので参考程度にしておきましょう。

ワキガ診断②白い服の脇の部分が黄色くなる

白い服の脇の部分が黄色くなってしまうということがあります。

白い服は時間が経つと日に焼けたり、汗のせいで段々と黄色くなっていくものですが、脇の部分だけが特に黄色くなる場合があります。

見た目が良くないのでワキガだと思われがちですが、服の脇の部分が黄色くなるのはそれだけ汗を多く掻いているためです。

汗の臭いは強くなっていますが、必ずしもワキガだとは言い切れません。

ただ、脇が乾いた時に腋毛に白い結晶のようなものが付いている場合はワキガの可能性があります。

この白い結晶は脇にあるアポクリン汗腺からの出る汗が固まったもの。

アポクリン汗腺から出る汗はワキガの原因の1つですから、腋毛に結晶化した白い汗が付いていればアポクリン汗腺が活発に動いている証拠になります。

ですが、成長期、特に中学生や高校生の時は新陳代謝が活発な時期ですから脇に白い結晶が付く場合があります。

この場合20代~30代になるにつれて臭いが減少する傾向にあり、すぐにワキガと断定はできませんが、臭い成分が身体から出ている証拠ですから臭いケアは必要になります。

ワキガ診断③耳垢が湿っている

ワキガかどうかを調べる上で一番わかりやすいのが耳垢です。

耳垢が湿っている人は遺伝的にワキガになる傾向があります。

耳にあるアポクリン汗腺が耳垢が乾いている人よりも活発に動いているのです。

ただし、それは男性に限ります。

女性の場合、耳垢が湿っているかどうかで臭いの強度はさほど変わりません。

臭いの強度は単純に汗が多いかどうかに比例します。

人よりも多く汗を出せばその分臭いが強くなるのは当然です。

汗っかきの自覚がある方、多汗症だという方、特に女性の方は汗の量が臭いの強さに比例するので汗を抑える工夫が必要になって来ます。

ワキガの原因!突然臭いがするようになったのはなぜ?

ワキガは身体にあるアポクリン汗腺から出る汗が原因です。

人の身体には臭いの強いアポクリン汗腺とほとんど水しか出ないエクリン汗腺の2種類の汗腺があります。

アポクリン汗腺から出る汗の成分も70%~80%は水ですが残りの20%~30%には脂質、タンパク質、アンモニアが含まれます。

この脂質、タンパク質、アンモニアが身体の表面で蒸発し、常在菌に分解される時に強い臭いを放つのです。

エクリン汗腺は身体中に存在するのですが、アポクリン汗腺は耳の後ろ、脇、乳輪、陰部、肛門など身体の一部にしか存在しません。

アポクリン汗腺から出る汗は相手に自分の存在を知ってもらうためのフェロモンの役割を果たしていました。

島国である日本では家の外に出ればすぐに人に会えますが、アメリカやロシアなどの大陸国に住んでいる人は隣の家まで歩いて行こうとすると丸1日かかる場合があります。

人間の数がまだ少なかった時代、人間の移動手段がまだ徒歩だった時代に、結婚相手を探そうとすると風のって運ばれてくる相手の臭いを頼りに探すしかありませんでした。

ワキガの臭いはそんな時代の名残なのです。

ただ、日本ではそんな状況も少し違って来ます。

日本人の約9割はワキガではありません。

これはヨーロッパなどの白人と比べてアポクリン汗腺の数が少なく、活発に活動していないからです。

日本のような隣人との距離が近い国ではわざわざ強い臭いで相手を引き付ける必要はありませんでした。

そんなことをしなくても相手を探せたからです。

また、日本は水や温泉が豊富にあるため身体の汚れを落とし清潔にしていた方が健康面でも都合や良かったという面もあります。

そんな臭いが強くない日本人が急にワキガになることはあるのでしょうか?

前述したようにワキガはアポクリン汗腺からの汗が原因ですので、突然ワキガにはなりません。

ただし、何らかの要因で体臭が臭くなると場合があります。

要因を何とかすればワキガだと思っている臭いを抑えられます。

それでは体臭が臭くなる要因を見ていきましょう。

体臭が臭くなるは食べ物にあり!

体臭が臭くなる原因の1つに食べ物があります。

身体の中に入った食べ物は全て消化されるわけではありません。

消化されなかったものは身体の中で分解されて古いものから便や尿、汗として身体の外に排出されます。

体の臭いが食べ物に左右されるのは当然です。

臭いが強く消化しにくい食物を食べているとその食べ物の臭いを発するようになります。

また、肉類はアポクリン汗腺から出る汗の成分である脂質やタンパク質を多く含んでいるので、たくさん食べるとアポクリン汗腺が活発になります。

これは経験測ですが野菜を食べない偏った生活をしていると耳垢が乾いている人でも湿った耳垢が出るようになります。

美味しいからといって肉類ばかりを食べずにバランスの良い食生活を摂ればワキガの臭いを抑えられます。

ワキガの原因!ワキガ菌

体の表面には常在菌がいます。

常在菌は私たちの汗に含まれている物質を栄養源として存在しているのですが、この汗に含まれる物質が分解される時に出る臭いがワキガの原因の1つです。

常在菌はそれほど強い菌ではないので汗が出る部分が湿っていると繁殖しません。

脇の下などを除菌剤が入ったウェットティッシュなどでこまめに拭くと菌の繁殖が抑えられ、臭いを抑制できます。

ワキガの原因は汚れ?清潔にしているか?

普段ワキガが強い人でもお風呂から上がった直後は臭いが軽減されています。

これは汗や汚れが落ちて、体の表面にいる常在菌や臭い成分が減ったため、臭いを発する要因が軽減されるからです。

夏場などはシャワーの頻度を増やすなどし臭いを抑えられます。

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